ベイト法による全館駆除システム
 

ベイト法による全館駆除システムとは!!

ベイト法による全館駆除システムとは、全館という名前のとおり、施設全域のゴキブリ駆除を目的としたシステムです。
例えば病院施設を例に挙げると、病棟、管理棟、外来棟、検査棟、サービス棟、エネルギー関係施設や車庫に至るまで、施設内全ての建物、全ての部屋を駆除対象とします。
駆除方法はベイト処理法を基本とし、必要に応じて空間処理、残留処理等、各種処理法を組み合せて施工します。

 

システムフロー

    現地調査または施設図面をいただいて
施工内容を検討し施工計画を立てます。
 
       
    施工計画に基づき費用の積算をし、
お見積書を作成提出します。
 
       
    受注決定後施工工程表を作成し、実施期日、
セクション別の施工時間等の承認を受けます。
 
       
    施工計画に基づき、各セクションの責任者のご了解のもと施工します。  
       
    施工時の目視によるゴキブリ生息状況判定を
盛込んだ、完了報告書を作成提出します。
 
 
ベイト処理
 
    ベイト処理とは、ゴキブリの食毒剤であるベイト剤をゴキブリの棲家となりそうな場所、通り道となる壁沿いや部屋の四角、洗面台等の水廻りに専用のベイトガンを用いて、米粒大を数ポイント塗布していく方法です。
ベイト剤を喫食したゴキブリは殺虫成分の働きにより代謝阻害を起こし、24〜72時間で死亡します。また、この駆除法の特長の一つにゴキブリの習性を利用した複合効果があります。
ゴキブリの習性の中に共食性、糞食性があります。ゴキブリがその習性により、ベイト剤を食べ死亡した仲間の死骸やベイト剤を食べた仲間の糞を食べると、そのゴキブリにも殺虫成分
が作用し死亡するという二次効果(ドミノ効果)が期待できます。
 
ベイト処理法の特徴

ベイト処理によるゴキブリ駆除法は、次のような特長を有しており、
施設全体のゴキブリ駆除に最適な方法です。

  前準備、後片付けが不要です。
 

室内の備品等を一切移動すること無く施工できるため、準備や後片付けがいりません。
執務中の部屋でも執務の邪魔をすること無く、施工できます。

  無臭性で施工後の換気等が不要です。
 

ベイト剤は無臭性のため、施工後に薬剤の臭いが残ることも無く、施工したベイト剤も米粒大と小さいため目立たず、施工後何の違和感がありません。

  施工時間が短時間で済みます。
 

数ポイントのベイト剤塗布という的を絞った施工のため、短時間で施工できます。

  効果が長時間持続します。
 

ベイト剤は約3ヶ月間効果が持続します。

  人に対する安全性が高い。
 

ゴキブリに対しては有効に働きますが、人に対する毒性は極めて低く、謝って人が口にした場合でも特に危険はありません。

  二次効果(ドミノ効果)が期待できる。
 

ゴキブリの習性(共食性、糞食性)により、ゴキブリからゴキブリへと効果が伝播して行く二次効果が期待できます。

 
ベイト剤

ベイト剤は同じ薬剤を使い続けると、ゴキブリに薬剤に対する耐性がつく心配や、ゴキブリが喫食を忌避する可能性があります。
弊社ではこうした事態を避けるため、数種類の薬剤を用意し周期的に使い分けています。

 
 
 
 
 
 
 
マックスホースジェルK
 
グリアートジェル
 
バクトスイーパー
 
バグベイト
 

ベイト剤の有効期間は3ヶ月です。この間はゴキブリ駆除の保証期間とし、万一ゴキブリが発生した場合、無償で再施工します。
年2回以上、全館駆除のご依頼がある場合、年間を通じて保証期間とさせていただきます。

 
その他の処理法

全館駆除の施工に当たっては、状況によりベイト処理以外の処理法を併用する場合があります。
主にゴキブリの繁殖がひどく、即効性を要求される場合に次の処理法を適用します。

  空間処理
  残留処理
 

※各種処理法の詳細については防除プログラムのページをご覧下さい。

 
主な施工実績

平成20年現在、規模の大小を合わせ年間約200件の全館駆除を行っています。
主なお客様次のとおりです。


・国立病院機構所管の各病院
・国立療養所(ハンセン病)
・国立大学法人の各付属病院
・県、市、町立の各病院
・老人ホーム、老人医療施設
・一般病院(法人、個人)
・ホテル

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